村正・香奈枝ルート(復讐編)クリア

 このルートは、英雄編に比べたらまだ救いがある物語だったと言える。

 これから入るのはなんだか、私のergに対して求めているものが露見してしまうかもしれないけれど、まぁそれを露呈したからと言って訪問者が与り知るところではないと思うので書きます。このルート、なんかすごく選択肢多くて困りました!

 ergをプレイするにあたり私が自身に科す戒めとして、初見攻略サイト禁止というものがあります。まぁつまり、一番最初にプレイする時は攻略サイトを見ないでやろう、ということですね。それもあるから、今回のルートは困った。いちいち選択肢でセーブして間違えたらロードして……の繰り返し。運の要素もあるのでしょう、結果的にすんなりと話を運ぶことに成功しましたが、次回からはナシの方向でお願いしたい。

 ヒロインについて。一条と比べても香奈枝の方が好きだったんですよ、第一印象、ファーストインプレッション的には。一条のあの正義感があまりに真っ直ぐすぎて、辟易するものがありました。勿論、そこが一条のチャームポイントであり、それを一条ルートをクリアした私は理解しているつもりです。

 まぁプレイ済みの方はもうお分かりだろうと思いますが、香奈枝はプレイしていくにつれて辟易するタイプのヒロインです。そんなヒロインいて堪るか。あの眼。やばい。子宮がきゅんってなる。時折見せる、彼女の本性(これについては色々解釈はあると思うが今は一旦置かせていただく)がまた、恐怖・畏怖を抱かせる一因になってます。

 戦闘については書くに及ばす。バロウズの能力、あんな反則級見せられたら惚れない方がおかしい。ツルギとクルスだと、個人的にはツルギの方が好みなのだけれど。しかし魔弾の射手ともなると、話は別になってきますね。残念ながら、剣士より弓兵の方が好きだったりして。

 主人公について。まさかあれほどの敵意・殺意を向けられて、感謝すると思わなかった。ああやって頭を垂れて跪いて。それでも死には恐怖して。あれで人気投票一位を取ったのか? 謎が深まった気がする。

 主人公の性癖について。あれは、なんだろう。初体験がなんか、アレだったのかな。それとも、これも重要な伏線なのだろうか。でも、第三編でレース中、村正≪私達が好意を抱くということは≫云々とか言ってたのと関係が? いや、それはただ、善悪相殺の戒で好意を抱く=卵保持者を殺害後に殺す相手、に直結するからという意味かな。


 いやぁ、全体的に血みどろで血なまぐさくて凄惨で、とんでもなかったですけれど。多少は放置されていた事柄も氷解したと見ていいでしょうかね。気になることもまだ多々ありますけど。

 茶々丸の立場は一体どうなっているのやら。そして茶々丸の真打を持ってる様子。虎徹ってのは、もしかしてもしかしなくても、長曽禰虎徹でしょうね。そんな名工茶々丸が持ってんのかよ……。あとはあれでしょう、さよのクルスでしょう! アイアンメイデン! ふざけんなよ! すっごく私好みだよ!

 次は茶々丸ルートへ行こうと思ってます。最後は村正ルートが良いとのことでしたのでね。